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IT業界も時代に伴い刷新が急務【やばいよ】

2020年2月10日

IT業界に足をつっこんでいる、わたくし、きっつぁんです。
本記事は、IT業界に勤めたいとか、転職を考えている方、
IT業界に興味をお持ちの方向けに何がやばいか記載していきます。

本記事は昨年の11月に書いたブログより深堀をした内容を記載します。
昨年の11月に書いたブログは以下です。

2025年の崖とは?IT業界ってどうなる?

時代の変化が著しいなか、IT業界も技術の革新に伴い色々とまずくなってきております。
IT業界といっても幅広いですが、いくつもの会社が淘汰されていくであろうことが
予想されます。

それではさっそく見ていきましょう。




IT業界も時代に伴い刷新が急務【やばいよ】

何がやばいのか、結論としてはカスタマイズ提案をしている会社が
淘汰されていく傾向にありやばいです。

2025年の崖というのは、簡単にまとめると以下内容です。

・DXへの取り組み
・IT人材の枯渇
・既存システム、保守に人員や資金が割かれている
・2025年以降、最大12兆円の経済喪失の可能性
・国をあげてクラウドタイプの共通のプラットフォームへのシフト

簡単に解説します。

DXへの取り組み

企業が今まで使っていた、使っている旧型のシステム(レガシーシステム)が足かせとなり
新しいデジタル技術を導入してもデータの活用及び連携ができない。
国としても共通のプラットフォームを用いてデータを活用したい方針になっているため
レガシーシステムを刷新しようと国が提唱している。

【わからない方向けの補足】 お客様の中には、全ての業務というわけではないが自社の運用に合わせて お金をかけて、システムをカスタマイズし、自社特有のシステムを使いたがる。 この既存システムが、老朽化・複雑化・ブラックボックス化する中での 既存システム維持・保守に人員を割かれ新たなデジタル技術を活用する IT投資へのリソースをあてがうことができない。

今まででしたら、システムをカスタマイズすればベンダーもお金がかさみ 万々歳でしたが、今の国の流れはそうではない為、開発費で売り上げを あげていた会社は淘汰されていくであろう。という見解です。

IT人材の枯渇

どの業界も人手不足と言われていますが、IT業界もまた人手不足です。
尚、今まで既存のシステムを見てきた人材が加齢と共に不足していくという見方と
ユーザ側の企業でITで何ができるかを「考える」+「理解できる」人材が不足していきます。

既存システム、保守に人員や資金が割かれている

加齢と、既存システムが、老朽化・複雑化・ブラックボックス化することが原因で
システムの維持と保守に割かれてしまい、国の方針でもあるDX分野への移行、取り組みが
各社行うことができないことが懸念されている。

2025年以降、最大12兆円の経済喪失の可能性

DXの取り組みのために各社の社内インフラ整備や人員、保守の確保となると
莫大な費用が日本全国で経済損失として表れるだろうと言われています。

国をあげてクラウドタイプの共通のプラットフォームへのシフト

近年、多くなってきたのはサブスクリプション方式での契約です。
あくまでもユーザに利用して頂き、月額利用料を企業は頂く。
この流れになりつつあり、様々なシステムではクラウドタイプの
システムに移行しつつあります。

カスタマイズ提案をしている会社が淘汰されていく傾向にありやばいです。の理由

従来のITベンダーは全てではないですが、ベンダーの自社パッケージに対し
お客様にヒアリングお客様の運用上、自社パッケージだけでは
お客様の運用をまかないきれない。じゃカスタマイズしよう。と
付加価値をつけることが、会社の売り上げを伸ばす。
そしてお客様の為にもなる。構図でした。

簡略化するとこうです。

お客様の要望をざっくりヒアリング⇒各社ITベンダーの自社パッケージでいけますよ
⇒要件定義(深堀して運用を聞く)する⇒カスタマイズが必要ですね⇒お金かけましょう

この流れでお客様は自社の運用のために、お金をかけたい。
ITベンダーは売り上げも上がるし、お客様の為になる。提案しよう。
これが従来の流れです。

ですが、このカスタマイズが年数が経つにつれて、お客様側もITベンダー側も
自分たちの首を絞めることに繋がっています。

なぜなら理由はいくつもあります。

カスタマイズ提案が首を絞める理由

・年数が経つにつれてITに詳しく、管理できる人材の不足
・管理できる人材の確保及び保守維持費は継続
・国の方針として共通のプラットフォームを使いたいという方針に反しているため
 どこかで、足並みを揃えなければならない為、投資が余計に必要となる
・時代の流れの中で、パソコン側のOSの問題もでてくる

元々、カスタマイズありきで売り上げを伸ばしていたITベンダーはカスタマイズに
頼ることができなくなる。そして売り上げが減少。それに加えて時代はクラウドの時代。

お客様に利用して頂くことで、月々の利用料金を頂くサブスクリプション方式が主流と
なるだろうと予想されています。

生き残るためには

企業側の観点からすると、DX分野への取り組みで
ニーズのある新ビジネスを創出できる且つ体力のある会社が生き残れます。
個人の観点からすると、間違いなく手に職のプログラミングができる人材
またはDX分野の開発側に回れる人が市場価値が高いです。

現に私の会社では、営業を減らし技術者になれるような教育が
始まっています。それこそ会社の目先の数字だけでなく、今後を考えると
技術者は間違いなく少なくなっていくことが予想されるからです。

プログラミングを勉強されたい方はこちら。
プログラミングに関するおすすめ本まとめ【10選】迷ったらこれ!!

まとめ

DX分野へのシフトを迅速に行えるかにより、少ない資金の中で
リソースをあてがうことができると思います。

規模も規模なので難しい内容ではありますが、転職という選択肢が
余計に広がると思います。その為にも自分の個人でも稼げるように
若しくは転職の際に役立てるように手に職は必要です。

自分の市場価値を高められることに勉強の時間を作り
企業は衰退しても自分は生き残る、生き残れる力を養っておきましょう。

  • この記事を書いた人

kittsuan(きっつぁん)

会社にバレずに副業を継続中▶ブラック企業勤務▶副業ブロガー▶ブロガー4年目▶平日3時間作業▶IT営業職▶座右の銘『小さく始めて大きく育てる』▶会社員をしながらサステナブル副業術を発信しています

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